5月16日公開の「国際市場で逢いましょう」
ユン・ジェギュン監督に聞く、韓国現代史の激動乗り越えた「父に捧げたい」

韓国で歴代2位の動員を記録した「国際市場で逢いましょう」が公開された。南北分断による一家離散、西ドイツ(当時)への出稼ぎ、独裁政権下のベトナム派兵など、歴史の荒波の中でひたすら家族のために生きた男の姿を温かいまなざしで描き出し、韓国の父親たちへ感謝のメッセージを送る。ユン・ジェギュン監督が思いを語った。

画像: 5月16日公開の「国際市場で逢いましょう」 ユン・ジェギュン監督に聞く、韓国現代史の激動乗り越えた「父に捧げたい」

歴史の大きな流れの中で、個人が何を感じ、どう行動してきたのかに思いをはせる映画が韓国で生まれ、多くの人に見られたことは何を意味するのか。「国際市場で逢いましょう」は韓国映画史の転換点となるかもしれない。

日本も韓国も豊かになったが、豊かさは天から降ってきたものではない。父や祖父の世代の人々の汗と涙の上にあることを、若い人たちに伝えたい。韓国の観客の感想を聞くと、年配の人は苦難の時代を思い出して癒やされ、若者は先人の苦労を知って感謝したという。日本でもこの作品が世代間を橋渡すきっかけになればと願っている。

画像: http://www.recordchina.co.jp/a109128.html

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『国際市場で逢いましょう』予告編

youtu.be

「国際市場で逢いましょう」(2014年、韓国)
監督:ユン・ジェギュン
出演:ファン・ジョンミン、キム・ユンジン、 オ・ダルス、チョン・ジニョン、チャン・ヨンナム、ラ・ミラン、キム・スルギ、ユンホ(東方神起)
2015年5月16日ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほかで全国順次公開。

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