経済産業省の支援のもと、日本の文化や産業を世界に向けて発信する「ジャパンデイ・プロジェクト」の事業発表会見が5月7日、都内で行われ、女優の樹木希林、キャスティング・ディレクターの奈良橋陽子氏、同プロジェクトのプロデューサーで「おくりびと」の脚本を手がけた小山薫堂らが出席した。
また「英語に堪能であること以外に、日本の俳優が海外で活躍する鍵は?」と聞かれると、「是枝監督の『誰も知らない』で、柳楽優弥くんがカンヌで主演男優賞をもらいました。今度、是枝監督の『海街diary』で、広瀬すずちゃんが16歳ですごくはつらつとした良い芝居をしています」と前置きしたうえで、「それが2人とも、(現場で)台本を受け取っていないと聞きました。これは結局、映画の演技というのは監督の腕だなと思いました。いい監督に出会うことです」と持論を述べていた。