映画『ミッシング・デイ(原題: Reclaim)』。
ジョン・キューザック、ライアン・フィリップ、ジャッキー・ウィーヴァーら実力派俳優が共演を果たし、人身売買を題材に描いたサスペンスアクション。

画像: シネフィル映画短評第24回 映画『ミッシング・デイ』 

養女にしたばかりの娘を奪われた夫婦が悪質な人身売買組織相手に捨て身の戦いを挑む姿を映す。
『愛を問うひと』などのアラン・ホワイトが監督を務め、『バトルフロント』のラシェル・ルフェーブルが妻を好演。互いに一歩も引かない激しいバトルの行方やスリリングな展開が見どころ。緊張感の途切れない展開で手に汗握るシーンもたっぷりで予想以上に面白かった。
おそらく低予算、国際養子縁組という設定なものの悪のスケールが小さく社会派サスペンスにはなりきれてない、アクションも柔らかい(カーアクションはソコソコ派手かな)、目新しい演出もない…の割に十分楽しめたのは明らかにジョン・キューザックの存在だろう。
すっかりB級アクションものでのズル賢くてしつこくて一癖ある悪役が板についてきた感じ。ジョン・キューザックの登場で物語にもボクにも不安感や緊張感が芽生えたもんね。
あとは警官役のルイス・ガスマンの存在もしばらく善悪がわからず緊張感を与えてくれて良かった。
95分とさっくり楽しめる。

シネフィル編集部 あまぴぃ

映画『ミッシング・デイ』予告編

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