中国の映画文化を促進するため2011年に創設され、今年で5回目を数える北京国際映画祭。第3回からは、コンペティション部門の「天壇奨(Tiantan)」が設置され、今年は90か国以上から930本の映画がエントリー。そのうち15本が同部門に選出された。審査員は、リュック・ベッソン(フランス、監督)、ピーター・チャン(香港、監督)、ジョウ・シュン(中国、女優)、キム・ギドク(韓国、監督)、フェルナンド・メイレレス(ブラジル、監督)などそうそうたる面々が務めた。審査員長を務めたベッソン監督は「今日選ばれた作品はどれも素晴らしく、賞に値する作品ばかりだ」と自信を見せた。

画像: http://www.cinematoday.jp/page/N0072748

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グランプリを獲得した『ザ・ビギニング・オブ・タイム(英題)』は、90歳という高齢の夫婦の社会保険が停止され、困窮するさまを描き出した作品。ベッソン監督とジャッキー・チェンが最優秀作品賞のプレゼンターを務め、『ザ・ビギニング・オブ・タイム(英題)』の名を読み上げると、客席に座っていたアレラノ監督たちは拳をあげて大喜び。

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