大森監督は、「俳優が生命力を持ってその役を演じているということが、俺は映画にとって一番大事なことだと思っているんです」と力を込める。「脚本があってカメラという要素もあるけど、映画に血を吹き込むのは俳優。俳優がその瞬間に自分で考えて行動することが、すごく大事」というこだわりが、瑛太と松田のかもす空気感の礎となっているのは間違いない。「あんまり役者をコントロールするようなことはしたくない。2人は現場での一瞬の空気や周りの何かに反応しながら演じているので、それは生かしたいんです。(たとえセリフをかんだとしても)やっぱりそれは“生きている”からこそ。生ものっぽく見えるところがたくさんある方がいい」と語る。

画像: http://eiga.com/news/20150414/11/

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本作では、そんな生きたキャラクターを演じられる俳優として、永瀬正敏が出演していることも大きな見どころ。監督は、行天の過去に絡む怪しげな団体の代表者に扮した永瀬について、「何をやっても絵になっちゃうというか、あのすごさは何ですかね。体が映画になっている感じがすごくしました」と絶賛する。

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瑛太、松田龍平、大森監督による音声コメンタリーも収録される。

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