7日、映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のジャパンプレミアが行われた。本作のアンバサダーである女優の米倉涼子とその後輩である小芝風花が参加した。
本作は、『バベル』のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督と『ゼロ・グラビティ』の撮影監督エマニュエル・ルベツキがタッグを組み、第87回アカデミー賞4部門(作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞)に輝いた映画ファン期待の作品である。かつてスーパーヒーロー映画『バードマン』で世界的な人気を博した落ち目の俳優リーガン(マイケル・キートン)が、ブロードウェイの舞台で復活を果たそうとするも、現実と幻想のはざまで追い詰められていくさまを描く。人間の本音が垣間見えるブラックユーモアたっぷりのテンポ良いセリフの掛け合いや長回しの演出にマーティン・スコセッシを含む脚色チームも見所である。
2012年にミュージカル「CHICAGO」でブロードウェイ主演デビューも果たしている米倉は、「この映画を観ると、もう一度ブロードウェイに行って舞台に立ちたいなって思います。」と本作へ想いを重ねた。また、「ブロードウェイの裏側を見ることができるのも魅力」と語った。
そして、マーチングバンドの生演奏による映画で印象的であるワンシーンの再現、小芝風花も映画のワンシーンにあるエマ・ストーンの役を大勢の観客の前で即興演技を披露し、会場を沸かせた。
映画ファン・アメコミファンなら鑑賞すべき作品に仕上がっている本作『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は4月10日よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開!