今日3月7日BS朝日でも放送された佐々部 清監督の『日輪の遺産』。

監督は、公開当時、批評家の発言に違和感---.。
その内容とは?
画像1: 佐々部 清監督、『日輪の遺産』公開当時、批評家の発言に違和感---.。 その内容とは? -cinefil

公開時に、ある批評家が「少女たちの衣裳がキレイ過ぎる、スタッフの手抜きだ!」なんて的外れなことを、ある雑誌に書いていた。
この批評家は戦時中の少女と言えば〝ひめゆり学徒隊〟しか思い浮かばないんだろうなぁって思った。
あれは沖縄のジャングルを彷徨うから。

「日輪の遺産」の少女達は、東京の私立女学校の生徒。
かなり裕福な家庭の子供達である。
最初に登場したときは、みんなバラバラのブラウスにもんぺ姿で草むしり。
軍部に呼ばれた時は真っ白い洗い晒しの制服のブラウス…ちゃんと計算して演出している。

そして、彼女達の作業は貴重な木箱をただただソロリソロリと丁寧に3日間掛けて運ぶだけだ。
どうやったら泥まみれのボロボロの服になるんだ。
汗の汚れだけはキチンとやっている。
反論しようと思ったけど、アホらしくて止めたことを思い出した。

衣裳・メイクスタッフの名誉ために、言っておこう!  

佐々部清

画像2: 佐々部 清監督、『日輪の遺産』公開当時、批評家の発言に違和感---.。 その内容とは? -cinefil

佐々部 清監督

近況
新作映画『群青色のとおり道』が、第7回沖縄国際映画祭への特別招待作品に選出。
6月下旬より、東京・渋谷の映画館「ユーロスペース」にて公開。以降、全国順次公開

This article is a sponsored article by
''.